カジノの空調設備について

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タバコの煙には、タール、ニコチン、紙の灰、揮発性有機化合物(VOC)、化学物質、発がん性物質などが含まれています。カジノ施設においてタバコ、施設のメンテナンスやカジノフロアの機械の不備などによって発生する臭気や煙などに対する公害苦情があった場合、工学的に対応する必要があります。

メカニカルエンジニア(ME)たちは、過去20年間、カジノフロアにおける外気100%取り入れ空調システムの導入に力を入れてきました。MEによる設計には、当初からオーバーヘッド供給ダクトに加え、オープン天井のプレナムリターンが含まれていました。そして何年か前から、床下配電の100%外気建築を目的にロビー活動を行っています。その理論では、給気によって煙が上昇し、開放型プレナムリターンを介してエリア外に排出されるため、煙や臭気による問題がなくなるというものです。しかし、この方法には欠点が多く、コストも作りの良い標準的な空調の約2倍もかかってしまいます。

そこで、外気100%設計を十分に理解してもらうために、同設備導入における問題点をご説明しましょう。まず空気調和機(AHU)のサイズは、巨大化します。カジノ施設内の空気量は、空間に再循環されずに、摂氏20度の空気の全体量は徐々に減少していきます。カジノがほとんど利用されていない早朝の時間帯でさえ、AHUと冷却装置は24時間稼働し続け、カジノを摂氏20度に保ち続けます。

また運用コスト削減のため、同設備のすべてにエネルギー回収ホイールが採用されています。原理はいいのですが、タバコの煙への対策としては最悪です。そもそも、ホイールは購入費も維持費もかかりすぎます。またホイールは、カジノから吐き出されるリターンエアをすべて通過させてしまいます。

そしてさらに悪いことには、ホイールが詰まるのでエネルギーが回収されません。実際、ホイールが詰まることでかなりの圧力損失が発生し、温度を維持するためにAHUと冷却装置の使用が増え、より多くのエネルギーが必要となります。これでは電力会社だけが得をするという悪循環に陥ってしまいます。

外気に全面的に依存する設計は、いずれ破綻します。エネルギーの歯車が止まってしまうのです。詰まったホイールは、カジノフロアからの汚染された空気で、供給空気を汚染することになります。悪臭を放ち始めたら調整された空気を再循環させるまで、施設内の温度を正常に保つことができなくなります。冷却装置だけでは、一定の温度を保つことはできません。これらのことは仮説ではなく、私たちが毎日目の当たりにしていることなのです。

最後に、カジノフロアの空調設備に当社をお選びいただければ、初期費用で数百万ドル、また長寿命、省エネ設備により、さらに数百万ドルの節約になります。そしてもちろん、カジノ内にタバコの煙や悪臭が漂うことは、一切なくなります。